為替相場の見通し

為替相場の相場予想

チュニジアに端を発した中東・北アフリカの騒乱状態を主因に2月下旬、原油価格が急上昇した。

 

米国をはじめとずる世界経済の悪化が警戒され株安が進行。リスク回避志向が強まるなかで、為替市場ではスイスープランや円か逃避通貨として買われる展開となった。2月中旬に84円に接近していたドル・円相場は、82円を割り込む動きになった。

 

だが筆者は今年を通じての円安・ドル高とい万方向感に変わりはないとみている。年初来の値動きをみれば、ドルの対円での下げにくさ、「下方弾力性」は明らかだろう。昨年と異なり、今年は国内機関投資家の間で為替リスクを伴う外債投資に動意がある。資本取引による円売り需要が今年は根強く存在しているわけで、貿易取引に伴う円買い需要を相殺している。円高・ドル安方向の動きは、今後も限られた範囲内にとどまるだろう。

米国市場の底堅い動きなどから先高期待は強く、売られ過ぎている銘柄やセクターへの自律反発を狙った資金流入は続くであろう。昨日東証マザーズに新規上場したリブセンスが好スタートを切ったこともFX、株式投資家の投資意欲を高めるとみられる。